施設賠償責任保険ってなに?

施設賠償責任保険について、紹介します。

施設賠償責任保険とは、自分が所有する物件の欠陥や不備によって他人に怪我させたり、物を壊してしまった場合に、その損害賠償を補償する保険です。

この保険は、火災保険や地震保険とは異なり、自分の物件に被害が出た場合ではなく、他人に被害を与えた場合に適応されます。

水漏れ水漏れの原因である給排水管の調査や修理に関する費用は補償対象外です。
また、入居者のミスによって階下の部屋を水浸しにした場合も施設賠償責任保険の対象外となるため、個人で加入する個人賠償責任保険など他の保険から支払うことになります。

この保険のメリットは、保険料が安く、補償範囲が広く、思いがけない事故にも対応できることです。

この保険で適用されない損害は、自然災害による損害、従業員への損害、自動車に関する事故です。建物の工事や汚染物質による被害、サイバー攻撃などの事由によって生じた被害については補償できません。
また、戦争や暴動、クーデターなど、国内で発生する確率が低い事由に関しては、対応できる体制が整っていないため、保険適用外となってしまいます。


保険に加入する際には、あらかじめ適用されるケース、そうでないケースを確認しておくのが望ましいです。

損害が生じてからでは手遅れになる恐れがあるため、必要に応じてそれぞれの事由に対応できる保険に加入しておきましょう。

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